DEAD OR ALIVE

一宮海岸まで星を見に行って来ました。一般道で4時間くらい…やっぱり遠いですね。
今回は、カノープス*1とアルコル*2の見ることが主な目的です。カノープスは、こちらではあまり高度が上がらないため地平線付近、見れても短時間の間しか見れないのです。なので、おのずと場所も限られてしまいます。
以前書いたこともありますが、カノープスは見ると縁起が良いとされ寿命がのびるとも言われています。
アルコルは死兆星とも言われ不吉な星とされてきました。
今回も地平線付近は雲に覆われていてカノープスは確認できなかったです。
死兆星の方は難なく拝めましたが。。


ミザールとアルコル

写真中央ちょっと明るめの星が北斗七星のミザールです。
そして、左に寄り添うようにあるのがアルコルです。

この2つの星は私たち太陽系から78光年の距離にあります。ミザールとアルコルとの間は0.3光年の距離があって、さらに、ミザールのすぐ近くには、もうひとつの星が寄り添っているのを見ることができるようですね。200mmのレンズで撮影したらかすかに写ってました。。


一宮海岸

たまにはこういうのも良いかなってことで。。
この近くは飛行機の通り道になっているようで、ひっきりなしに飛んでいるのでよく写りこんでしまいますね。


オリオン大星雲

そしていつのもオリオン大星雲です。
月明かりの影響のためあまり長く露光できないので、露出はいつもより短めの30秒。5枚コンポジットしてみました。



新月から9日目だったのですが、予想以上に月明かりが強く、すぐに退散でした。。
しばらくは星空の撮影には向かないですね。

*1:カノープスりゅうこつ座という星座の星で、-0.7等星とシリウスに次ぎ全天で2番目に明るい星

*2:おおぐま座にある恒星の北斗七星を構成するζ(ゼータ)星ミザールの脇にある星。ミザールは、アラビア語で「腰帯」のことで、アルコルは「かすかなもの」の意。