ブレイブストーリー

11歳の平凡な少年ワタル（声・松たか子）は、ある日クールな転校生ミツル（声・ウエンツ瑛士）が不思議な扉を開けて中に入っていくのを目撃する。扉の向こう＝幻界（ヴィジョン）へ行けば、一つだけ願いが叶うのだとミツルはいう。そんな折、ワタルの父が失踪し、母は心労で倒れてしまった。家族を再生させるべく、ワタルはその扉を開けるのだが…。
宮部みゆきの同名小説を原作にしたファンタジー・アニメーション大作。デジタル映像センスに定評のあるGONZOが制作を担い、さすがの画のクオリティを保ちながらファンタジー世界を巧みに構築しており、千明孝一監督の演出も手堅く好感は持てるが、今ひとつ映画ならではの飛躍感がほしかったというのが実感である。声優初挑戦の松たか子はなかなかの熱演であった。（増當竜也）

ブレイブ ストーリー [DVD]

面白かったです。大人になるにつれて人のことより自分自身を優先してしまうようになる。いけないって分かってはいてもね。この映画を観ていて子供の頃に忘れた大事なものを思い出せそうなそんな気がします。以前原作を読んだことがあるのですが、改めて観てちょっと考えさせられる話しでした。あと、最後のワンシーン、何だかちょっとほっとしました。原作とちょっと違うんですけどね。でも私はこっちの方が好きです。終盤あたりからちょっと泣いてしまっていました。涙腺ゆるくなってるのかな。。