真夜中のマーチ

自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。

真夜中のマーチ (集英社文庫)

真夜中のマーチ (集英社文庫)

奥田英朗の小説は面白いですね。そして読み終えてほっとする内容が多いのも特徴かも。今回も読み終えて何だかぽかぽかと、とても暖かくなった気がしました。早くとんでも伊良部医師の続編出ないかな。