俳句界の気鋭が、「内なる道を求めて」歩き続きけた48日間、900kmにわたる聖地・サンチャゴへの旅で見つけた感動と人との出会いを俳句とともに綴った、みずみずしい“現代版の『億の細道』”
- 作者: 黛まどか
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: 文庫
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この本は、俳人の黛(まゆずみ)まどかさんが、八百キロあまりもあるサンチャゴ巡礼の日記です。
巡礼は、道中アルベルゲ(巡礼者たちが安く泊めてもらえる宿)で寝泊りしながら、約一ヵ月半掛けて、サンティアゴまでの八百キロもの距離を歩き通すものです。このサンティアゴ巡礼は、キリスト教徒にとっては、三大巡礼路の一つになっていています。近年では、キリスト教徒以外でも、多くの人々が人生の本当の意味を探しに巡礼に出かけ始めているようです。
本の中で心に残る言葉がありました。
「巡礼の間、常に、朝日によってできた影は、サンチャゴ、僕等の行き方をさし、夕日によってできた影は、僕等の来し方をさしていた・・・」
夜は天に横たわる天の川に沿って進むなんてのもロマンチックです。
何だかまた一人旅してみたくなりました。
・サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(フリー百科事典『ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%81%AE%E5%B7%A1%E7%A4%BC%E8%B7%AF
・Camino de Santiagoサンティアゴ巡礼Q&A
http://www.la-pista.net/santiago/camino_qa.htm