流れ星が消えないうちに

忘れない、忘れられない。あの笑顔を。一緒に過ごした時間の輝きを。そして流れ星にかけた願いを―。高校で出会った、加地君と巧君と奈緒子。けれど突然の事故が、恋人同士だった奈緒子と加地君を、永遠に引き離した。加地君の思い出を抱きしめて離さない奈緒子に、巧君はそっと手を差し伸べるが…。悲しみの果てで向かい合う心と心。せつなさあふれる、恋愛小説の新しい名作。

流れ星が消えないうちに (新潮文庫)

流れ星が消えないうちに (新潮文庫)

久々に良い本でした。
最終章の「星に願いを」で、自作プラネタリウムから流れ星に掛けての話の流れは、ちょっと感動でした。
家出して奈緒子の家に住み込んだ父親、大人しいけど良い味出してますね。。