となり町の戦争

ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から一通の任命書が届いた…。見えない戦争を描き、第17回小説すばる新人賞を受賞した傑作。文庫版だけの特別書き下ろしサイドストーリーを収録。

となり町戦争 (集英社文庫)

イマイチでした。戦争なのに「銃声も聞こえず、目に見える流血もなく…」。確かに発想は面白いと思うのですが、じゃあ何で戦争やってるの？どうして死んじゃったの？って最後までよく分からずじまい。どっかに書いてあったのかも知れませんが。（飛ばし読みしすぎたかな。。）前々から読みたかった本だったのですが、ネタは良いだけにちょっと残念です。映画でも公開されるほうですが、どうなんでしょうね。