空中ブランコ

前回読んだ「イン・ザ・プール」が良かったので、続編も買ってみました。面白かったです。。
人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手。困り果てた末に病院を訪ねてみれば…。ここはどこ?なんでこうなるの?怪作『イン・ザ・プール』から二年。トンデモ精神科医・伊良部が再び暴れ出す。

空中ブランコ

どれもとても良い話だったのですが、中でも本の題にもなっている「空中ブランコ乗り」の話がとても良かったです。身内以外の人に警戒心を抱いてしまう。何となく私もそんなところあるなって思ったりします。後は「女流作家」の話、いつもは無愛想なマユミの照れながらも言ったあの言葉にはグッとくるものがありましたね。
今回の本もお勧めです。