ブルータワー

悪性の脳腫瘍で、死を宣告された男が200年後の世界に意識だけスリップした。地表は殺人ウイルスが蔓延し、人々は高さ2キロメートルの塔に閉じこめられ、完璧な階層社会を形成している未来へ。「…この物語は平凡な一人の男が、天を衝く塔を崩壊から救う。『ブルータワー』へようこそ! 夢みる力が決して失われる事のない世界へ」(著者の言葉)

ブルータワー (徳間文庫)

ブルータワー (徳間文庫)

とても読みやすく面白いSF小説ですね。このところの核開発問題などの世界情勢を考えると、現実離れしている気がしないのがちょっと怖い気がします。でも、この小説のエンディングには何だかほっとしました。