星空観測〜第1夜(後編)〜

星野遺跡での星空観測の後編です。
今回は春の星座などを載せたい…と思っていたのですが、写りがあまり良くなく、1枚だけ。。


おとめ座*1〜スピカ〜

おとめ座は春の代表的な星座の1つです。全天で2番目に大きな星座(1番はうみへび座)になります。女神が左手に持った穂先には、純白の1等星の「スピカ」(写真中央ちょっと下です。)があります。

ちょっと自信がなにのですが、星座に線を入れてみました。
多くの1等星が輝く賑やかな冬の星座に対し、春の星座は柔らかな輝きを持っています。よほど暗い星空スポットに行かないと、写りは悪いかも知れませんね。


せっかくなので、おとめ座の話などを。

おとめ座に関しては、いろいろ説があって、中でも女神アストライアの話を上げておきたいと思います。
人類の起源は、神話によれば4つの時代(「金の時代」、「銀の時代」、「青銅の時代」、「鉄の時代」)に分けられています。
その中で、無邪気と純潔の女神アストライアは、人々に真理と正義を教え導いていた存在だったようです。
この4つの時代を経て、人類は欲望のままに次第に堕落していき、次々にに神々が見放していく中、最後まで地上に踏み留まり導いていた女神とされています。
アストライア フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

*1:トレミーの48星座の1つで、黄道12星座の1つでもあります。ギリシャ神話では、農業の女神デーメーテールの姿、または冥界の女王ペルセフォネーの姿とされています。