双子の宇宙

宇宙の果て、そしてその先はどうなってるのだろう…。
そのことを考えると以前はよく眠れなくなったものです。
いろいろな質問サイトで「宇宙の果て、その外はどうなってるの?」って見かけます。大体の答えが、宇宙の果ては無がある。人間に無を理解しようと思ってもできないとの答えが返ってきます。私にはますます眠れなくなるような気がします。。
最新の宇宙学では、「双子の宇宙」と言うものがあるそうです。
双子の宇宙とは、アンドレ・サハロフが唱えた「双子の宇宙説」のことで、1つが今現在私達のいる世界、そしてもう1つが反対の世界です。時間の流れが全く逆の宇宙。決して、像などがあべこべの世界ではありませんので。。
宇宙はビックバン(この辺もまだ詳しくは解明されていませんが)より始まり、それを境にして、双子の宇宙に分かれたと言うのです。1方は私達の物質がある今の世界、もう1方の逆に進んだのが反物質の世界。それは「メビウスの輪」に例えることができるとのこと。いくらか語弊があるかも知れませんが、何だか不思議は話しです。メビウスの輪は、一点から出発し輪に沿って一方向に進んで行くといつのまにやら裏側に到達してしまう帯のこと。「クラインの壷」などもありすね。
今では今現在見えてるものが、私の中での宇宙の果てだって考えるようになりましたが。。その先は…反対の世界とでもしましょうか。。
メビウスの帯 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラインの壺 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』