ゆれる

東京でカメラマンとして活躍する弟。実家に残り、家業と父親の世話に明け暮れる兄。対照的な兄弟、だが二人は互いを尊敬していた、あの事件が起こるまでは…。監督デビュー作『蛇イチゴ』で映画賞を総ナメにした俊英・西川美和が4年ぶりに挑んだ完全オリジナル作品を、自らが小説化。

ゆれる

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恐らく、事件の舞台となるつり橋と本作品の登場人物のこころの内面、その揺れる心を現したものなんでしょうか。前編ほぼ登場人物の心の描写のみで書かれており、ちょっと変わった作品になってます。私にはちょっと受け付けないものはありますね。好きな人は好きなんでしょうけどね。