タイヨウのうた

雨音薫16才。彼女はXP(色素性乾皮症)という難病のため太陽の光にあたることができない。深夜に駅前広場で歌うことが唯一の生きがいの薫は、日の出前にサーフボードを抱えて現れる少年、藤代孝治(塚本高史)に窓越しの恋をしていた。運命は2人を引き寄せるが、薫に残された時間は残りわずか。そんな薫のために、孝治はある約束をする…。シンガーソングライターYUIの映画初主演作。命の灯を最後まで懸命に輝かせ続ける少女の役を熱演している。塚本高史も純情でまっすぐな少年役を好演。せつなさの中に生の喜びを力強く感じさせてくれる珠玉のラブストーリー。YUIの劇中歌は薫の気持ちが痛いほどに伝わり、思わず胸が熱くなる。

原作で読んでずっと以前から観たいと思っていた映画です。今回主演のYUIは、映画初挑戦とは思えないほど自然でとても良い演技してました。そして、口下手で不器用ば父親役の岸谷吾朗、おっとりとした優しい母親を演じた麻木久仁子。ハマリ役でしたね。
要所で登場する主題歌「Good-bye days」、ほんと良い歌です。最後はほんと自然と涙が流れてきました。機会があったら買ってみようかな。