ミュンヘン

ミュンヘン観にいってきました。


ミュンヘン・オリンピックの最中、イスラエル選手団が何者かに襲われた。イスラエル側はテロリストの犯行とみなし、復讐を計画する。暗殺チームのリーダーに任命されたアヴナー(エリック・バナ)は、11人の標的を次々に消していくが……。


平和ボケしている私にとっては、理解しがたい世界(作品)です。やられたらやり返す、復讐の連鎖。中東情勢について勉強不足のせいか、最後の最後まで、どうして?って自問してばかりでした。
少しネタバレになってしまいますが、一番印象に残ったシーンがあります。
映画のエンディングで、殺しに恐怖・疑問を持ち始めた暗殺チームのリーダーがとある人物に食事に誘うシーンがあります。誘われた人は遠慮してその場を去ってきます。
これが監督の導き出した答えなのでしょうか。


面白いとか、つまらない、そんな作品ではありません。ちょっと考えさせられる作品です。
ただ帰り道の足取りはすごく重かったです。


ミュンヘンオリンピック事件