北極星の見つけ方とか

特に書くことも無いので星の話など。。
天体観測をする上でどうしても知っておきたいのが北極星の位置。何となく北の方角だろうってことは分かっていても、初めのうちはなかなか正確な位置は分からないものです。私も星の多く見える場所では見つけるのに困難なことがあったりしますが。。
見つけるのにはいくつか方法があって、私の思いつく限り3つほど上げたいと思います。

  1. 北の方角を見て北極星の位置を予測する。
    • とりあえず北の方角と高度から予測する方法です。慣れてくると、少し暗くなってきて星が見え始めたら北の方角を見ると、大体あれだろうって予測する方法です。北の方角では早い段階で見えるので、最初に見つけられる星ですからね。。
  2. カシオペヤ座から北極星の位置を予測する。
    • カシオペヤ座の弓を引いた先から約5倍の位置。時間経過と共にこれはちょっと分かりにくいかも知れません。こういう方法もあるってことで。。
  3. 北斗七星から北極星の位置を予測する。
    • これが一番分かり易い方法のようです。北斗七星のひしゃくから約5倍のの位置。これが一番確実でしょうか。北斗七星は、時期的に夜遅くならないと出てこない場合があるのがちょっと難点ですね。




この画像はStella Theater Proを使用して作成しています。


こぐま座のα星(2等星)が北極星になるそうです。北極星は地球の自転軸を伸ばした場所に存在するため、絶えず同じ位置で輝くため方角の目安とされています。また天体観測時に赤道儀などの機軸合わせには必要な情報となっています。
地球の自転軸はぶれるためずっと北極星は変わらないわけではないようですね。1万2千年後くらいには、こと座のベガが次の北極星になることが分かっているようです。
ちょっとした豆知識でした。。