今までで良かった本

とりあえずネタが見つかれなかったので、今まで読んだ本で良かったのを書いてみた。参考になれば良いかなと。。


 1. 博士の愛した数式
「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた―記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

本を読んで感動し、映画館まで観にいったほどに思い入れのある作品です。ちょっと難解な用語とか出てきますが、とても為になると思います。


 2. 手紙
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

本は、どちらかと言うと、ハッピーエンドを期待して読むことが多いのですが、家族や兄弟というものを、ただただ考えさせられる作品。映画のほうもかなり良い出来で、お勧めです。東野圭吾さんの作品はよく読むのですが、他にも「魔球」、「分身」、「変身」などが好きかな。


 3. 空中ブランコ
傑作『イン・ザ・プール』から二年。伊良部ふたたび!
ジャンプがうまくいかないサーカス団の団員、先端恐怖症のヤクザ……。精神科医伊良部のもとには今日もおかしな患者たちが訪れる。
空中ブランコ

空中ブランコ

とんでも精神科医伊良部先生のお話。このシリーズは、どれを読んでも楽しめるのですが、やっぱり2作目が一番好き。笑いどころ満載で、そして最後にはほっとできるような心温まるラスト。いつもながら楽しませてもらっています。このシリーズの作品は他に1作目の「イン・ザ・プール」、3作目の「町長選挙」があります。映画もあるそうですが、まだ見たことがない。ちょっと気になる。。


 4. 天国の本屋
さとしはアロハシャツの不思議なおっさんに誘われ、突然天国の本屋でアルバイトをすることになった。この店の売り物の、朗読サービスを受け持つことになったさとし。そして緑色の目を持つ少女ユイに恋心を抱く…。でも、ユイの心は、この世でできた大きな傷に塞がれていた―。慌しい毎日に押しつぶされそうな貴方にお勧めします。懐かしさと優しさが、胸一杯に込み上げてきます。
天国の本屋 (新潮文庫)

天国の本屋 (新潮文庫)

このシリーズの1作目の作品。どれも数時間で読み終えてしまうものですが、まるで絵本を読んでいるような、そんな作品。作品中ある挿絵も好き。そして、いつもある約1ページの冒頭の文章。全てを読み終えた後、それをもう一度読み返す魔法を覚えると、また感動を覚えます。他の作品は「天国の本屋 恋火」、「天国の本屋―うつしいろのゆめ」などがある。映画化もされてります。だた、DVDまで買って見ましたが、かなりの駄作^^;


 5. てるてるあした
親の夜逃げのために高校進学を諦めた照代。そんな彼女の元に差出人不明のメールが届き、女の子の幽霊が現れる。これらの謎が解ける時、照代を包む温かな真実が明らかになる。不思議な街「佐々良」で暮らし始めた照代の日々を、彼女を取り巻く人々との触れ合いと季節の移り変わりを通じて鮮明に描いた癒しと再生の物語。
てるてるあした

てるてるあした

5番目がなかなか出てなかったが。。深夜でしたが、ドラマでも放送されいつも楽しみに見てました。他にも「ささらさや」などがある。ラストはちょっと泣けた^^;